海賊飯を食す!
今晩のメニューはプレブカネ(Le poulet boucané)という燻製チキン!
海賊の料理だよ〜
とお義母さんが買ってきてくれました。
▼丸々一羽を切り分けます。
ちょっと塩辛いけどおいしい!
ビール飲みたい…
ブカネとは「燻製された」という意味。
カリブに住んでいたインディアンは、肉や魚を長期保存するために塩漬けにした後、燻製していました。その時に使う木の小屋ブカン(boucan)が語源なんだとか。
海賊たちはもともとサント・ドミンゴで野生の牛を狩って毛皮を売るハンターで、肉の保存のためにインディアンの燻製方法を使っていたそうなので、確かに海賊も食べていた料理だと言えるのかも。
後にブカニエ(boucanier)という語が海賊を指すようになったというのも面白い!
プチ・ロワイヤルを引くと
❶(17世紀に西インド諸島へ渡った)野牛狩猟者
❷(カリブ海の)海賊
と。
こうして言葉の由来や経緯が分かると楽しいし、単語も頭に残りやすいですね。
まあ日常生活においてほとんど出番がないだろうな、この単語。
おいしかったから、よし!笑
▲海賊飯ということで、ゴリくんも海賊っぽく豪快に食べております。
彼のことを彼と書くのがなんだかくすぐったいので、
今日からゴリくんと呼ぶことにします。
写真は実際に持っているNICIのゴリラのぬいぐるみ。実際はかなりいかつい顔でかぶりついていますが、写真を貼ったらファンシーになりました。
(プレブカネについては主にBLAKE'Sという仏語サイトを参考にしたので、もし間違いがあればコメントください)
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