南の島の結婚式

ゴリくんの友人の結婚式に夫婦で招待されました。マルティニークの結婚式に参加するのは初めてです!

フランスでの結婚式は、宗教的な結婚式と法的な結婚式の2種類があります。
ゴリくんの友人はすでに市役所での市民婚をしていたので、私たちは教会での結婚式と夜のパーティーに参加してきました。
▲挙式はマルティニークのサクレ・クールで。パリのモンマルトルにあるサクレ・クール寺院のレプリカなんです。

せっかくの機会なので、お義母さんの夏物の着物をお借りしていきました!
着物を着ていると向こうの方から話しかけてきて下さったり、日本語の授業の宣伝もできたりしてよかったです✨笑
この日の日本語の授業は午前だけ出て、夕方の授業はお義母さんにお願いしました…感謝感謝です😭
▲式が終わると、お決まりのクランクションの嵐。
新郎新婦を乗せた車や、一緒に移動する親族・友人の車にリボンやお花の飾りをつけて、盛大にクランクションを鳴らしまくりながら車を走らせます。道ですれ違う見知らぬ人たちもクランクションを鳴らして祝福してくれるから、ものすごくうるさ…賑やかです。

式は16時頃終わり、夜のパーティーは19時から。着物姿のまま、空白の3時間…。
お兄ちゃんのお家で時間を潰して、18時半にはホテルの会場へ!
▲ホテルから海を臨んで。
これから長い長い戦いが待っているとはこの時はまだ知らなかった私。
(事前連絡で「パーティーは夜中の2時まで。元気があればその後も👍」と聞いてたので、ある程度心の準備はできてはいましたが…最初から2時までいるつもりはなかったけどね😂)
19時過ぎ、パーティー会場の外のサロンでアペリティフ開始。シャンパンやおつまみを食べながら歓談…
20時にやっと開場!中に入るとすてきな装飾の数々✨
しかし食事はすぐには始まらない…
2人の昔の写真をスライドショーで紹介、新郎新婦の家族や友人が7人くらい挨拶、そして新郎新婦がお父さんお母さんとダンス、続いて新郎新婦のファーストダンス、さあお次は皆さんも一緒に踊りましょう〜!
っておい!もう21時なんですけど!!笑
気を取り直してお祝いを持っていくことに。

フランスのパーティーでは、大体会場の後ろの方にユルヌ(urne 投票箱の意味)と呼ばれる何かしら箱のようなものが置いてあるので、その中にお祝いを包んで入れます。
(ちなみに、ユルヌってどうゆうスペル?ってゴリくんに聞いたら「u・r・i・n・eだよ!」って教えられました。素直に信じて辞書で調べたら尿の意味だった😑小学生か!笑)
さてさて、結局その後は21時過ぎにやっと前菜がスタート!
めちゃくちゃお腹すいてたけど「まだ前菜だから食べすぎちゃダメよ!」とゴリくんのお姉ちゃん達に釘をさされる。笑

パーティーに来ている子供達には、アニマトゥール(animateur)という子供向けの工作やゲームをして楽しませてくれる人が付いていたので、甥っ子姪っ子も機嫌よく過ごせていたようです😊

…しかし子供たちも睡魔には勝てず。
22時頃にはメイン料理を待たずして「お腹すいてるけどもう眠いから帰るわ…」と子連れのお姉ちゃん達は早々に帰宅😭
その間、会場はダンスタイムで大盛りあがり!隣に座ってるゴリくんの話し声が聞こえないくらいの爆音でノリノリのBGMが流れ続けます。

「サンバ!アッミーゴ!ッテーレーレテーレレレーレレー♪」

が流れた時は着物でお上品に振舞っていた私もさすがに「結婚式でサンバかよ!」と思わず声に出してツッコんでしまいました。(聞こえないから大丈夫。日本語だし。笑)

22時過ぎに、やっとやっとメイン料理!
食事の後にはコントゥール(conteur)と呼ばれる語り手が、昔ながらの掛け合いでゲストを巻き込みながら、日本でいう落語のような"コント"で会場を盛り上げていました。

恐らく24時近くにはデザートが出るんだろうと予想できたけれど。。。
ゴリくんも私もすでに顔が
(・.・) (・.・)
だったので帰宅することに😭
デザート食べたかった😭笑


お家に着いたのは24時半頃。
疲れたし眠たいしでヘロヘロだったけど、私にとっては貴重な体験ができてとても楽しかったです😌✨
私たちの結婚式にも来てくれた新郎新婦。幸せそうな2人の笑顔を見て私も幸せな気持ちになれました💕
2人とも末永くお幸せに…🍀



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OHARUのマルティニーク生活

カリブ海に浮かぶフランスの海外県・ マルティニークに住んでいます。 のんびり気ままで、時々ハプニング!楽しい 島生活とマルティニークの魅力を綴ります。

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